隧道(ずいどう)とはトンネルのことです。
写真は新潟県長岡市の山間部に存在する隧道です。
昔、山間部で稲作をするために、山の反対側にある水脈から水を引くために手掘りで隧道を掘ったのです。この隧道は一人の方が20年かけて200m手掘りで掘った隧道と聞いています。
その隧道を探索してみました。
夏にも関わらず、隧道内はひんやりとして涼しいです。
時折、コウモリが頭をかすめていきます。隧道は婉曲しているためか先は真っ暗です。数十mほど進むと先に出口の光が見えてきました。
出口より隧道から出ると水脈を発見することができました。その先は山の斜面で先に進むことはできません。また隧道を戻ります。
隧道を掘った当時は水道はなく水は非常に貴重であったことが伺い知ることができます。また、米作りに対する情熱にとても胸を打たれました。