スマートグラスによる入試流出が問題となっています。
スマートグラスは、メガネのように顔に装着することで、様々な情報を表示したり、操作したりできるウェアラブルデバイス（ウェアラブル（wearable）：「身に付けられる」「着用できる」）です。映画「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」では撮影機能付きコンタクトレンズで機密情報を読み取るシーンがありましたが、スマートグラスでは現実に様々な分野で実用化が進んでいます。※スマートコンタクトレンズの開発も進んでいるそうです。
例えば、観光スポットを訪れた際に、目の前にその場所の歴史や説明が現れたり、道を歩いている時にナビゲーション情報が視界に浮かんだり、翻訳アプリを使って目の前の外国語を理解したりすることもできます。さらに、音楽を聴いたり、電話をかけたり、写真や動画を撮影したりすることも可能。まさに、ハンズフリーで情報収集やコミュニケーションを楽しめる未来のメガネと言えます。ビジネスシーンでは、マニュアルを見ながら作業したり、遠隔地にいる人と資料を共有しながら議論したりするなど、作業効率を大幅に向上させることができます。医療現場では、患者のカルテ情報や検査画像を目の前に表示しながら手術を行うなど、より精度の高い治療を実現する可能性も秘めています。
このように、スマートグラスは私たちの生活を様々な面でより便利で豊かにする可能性を秘めた革新的なデバイスです。今後、技術の発展と共に、さらに多くの機能が追加され、私たちの生活に欠かせない存在となっていくことが予想されます。
