日立市・ENEOS・吉川油脂が廃食用油をSAFとして再利用する取り組みを共同で行う協定を結びました。
SAFとは、Sustainable Aviation Fuelの略称で、日本語では「持続可能な航空燃料」という意味です。従来のジェット燃料は石油由来ですが、SAFは廃食用油、藻類、木くずなどのバイオマスや、使用済みプラスチックなどを原料として製造されています。
※aviation：航空
SAFは、従来のジェット燃料と比べて、約60～80％のCO2排出量を削減することができます。これは、航空業界におけるCO2排出量削減に大きく貢献することが期待されています。また、廃食用油を原料とするため、廃棄物処理の問題解決にも役立ちます。
今後、SAFの技術開発やコスト低減が進み、普及が拡大していくことが期待されています。
