近年、街から書店が消えゆく速度が加速しているようです。2023年度の全国の書店は1万918店。これは10年前から約4700店減少しているそうです。単純計算で毎年約500店が消えている計算です。あと20年もしたら日本から書店は消えてしまうのでしょうか??
インターネットの発展と共に、Amazonや楽天ブックスのようなネット書店が急速に普及しました。利便性の高いネット書店は、24時間いつでもどこでも買い物できるだけでなく、価格競争力も高く、多くの顧客を奪い取ることになりました。さらに、近年では電子書籍リーダーの普及により、場所を選ばずに読書を楽しむスタイルが浸透し、紙媒体の書籍離れも書店にとって大きな打撃となっています。また、少子高齢化やライフスタイルの変化により、読書人口そのものが減少しているという指摘もあります。特に若い世代の間では、活字を読むよりも動画視聴やゲームなどの娯楽に時間を費やす傾向が強まっており、書店にとって大きな痛手となっています。
しかし、厳しい状況下でも、書店は様々な対策を講じ生き残りの道を模索しています。最近では、書籍販売に加えカフェや雑貨店を併設することで読書以外の楽しみを提供する書店が増えてきました。
書店×カフェ、書店×雑貨店、書店×○○←あなたなら何を入れますか?
書店
- 公開日: