アクアワールド茨城大洗水族館が、絶滅危惧種に指定されているシロワニの繁殖に成功しました。ワニはサメの別称です。
是非、水族館のホームページに載っている幼魚の写真を見て欲しいです。一匹の大きな幼魚が泳いでいます。
このシロワニ、「子宮内共食い」と呼ばれる自然界でも非常に珍しいの繁殖方法をとっています。子宮内で卵の中から最初に孵化した胎児が、まだ孵化していない卵や他の胎児を食べるのです。他の卵や胎児を栄養として成長し、１ｍ程の大きさになると産まれてきます。つまり、子宮の中で勝ち残った一匹だけ産まれてくる事ができるというわけです。サメには子宮が２つあるため、産まれてくる幼魚は最大で２匹となります。
