反復試行

本日の中学2年生(数検準2:高校1年生)の指導は、【順列・組合せと確率の応用】が終了しました。
「少なくとも・・・」のとき、余事象を利用する解法や、反復試行の問題に取り組みました。
反復試行の問題では

\(_n \mathrm{C}_r p^r q^{n-r}\)

の \(_n \mathrm{C}_r\) を忘れないように注意しましょう!
例えば、次のような問題

「1つのサイコロを3回投げるとき、1の目がちょうど2回出る確率を求めなさい」

・1の目が出る確率は \(\dfrac{1}{6}\)

・1の以外が出る確率は \(\dfrac{5}{6}\)

11✕
1✕1
・・・

の並び替えを考えて \(_3 \mathrm{C}_2\)
※これは、\(\dfrac{3!}{2!}\) と同じです

したがって
\(_3 \mathrm{C}_2 \left(\dfrac{1}{6} \right)^2 \left(\dfrac{5}{6} \right)^1=\dfrac{5}{72}\)・・・(答)

くじ引きの反復試行の問題にチャレンジしてみてください。


問題
2本の当たりくじを含む10本のくじがあります。1本引いてもとにもどします。これを4回くり返すとき、ちょうど2回当たる確率を求めなさい。
解けた方はコメント欄まで!