茨城県立高校を受験された皆様お疲れ様でした!
今年の問題が新聞に掲載されていました。数学については、読解量が多い会話文問題等はなく基礎から標準までのオーソドックスな問題構成だったかと思います。
中1・中2でも解ける問題を1問を紹介します。是非チャレンジしてみてください。
チョコレートが何個かと、それを入れるための箱が何個かある。1個の箱にチョコレートを30個ずつ入れたところ、すべての箱にチョコレートを入れてもチョコレートは22個余った。そこで、1個の箱にチョコレートを35個ずつ入れていったところ、最後の箱はチョコレートが32個になった。
このとき、箱の個数を求めなさい。
【解答】
箱の個数を \(x\) 個とします。
1個の箱にチョコレートを30個ずつ入れたところ、すべての箱にチョコレートを入れてもチョコレートは22個余ったことより、チョコレートの個数は
\(30x+22\)・・・①
と表せます。
また、1個の箱にチョコレートを35個ずつ入れていったところ、最後の箱はチョコレートが32個になったより、チョコレートの個数は
\(35(x-1)+32\)・・・②
と表せます。
①=②より
\(30x+22=35(x-1)+32\)
\(30x+22=35x-35+32\)
\(5x=25\)
\(x=5\)
よって、箱の個数は5個・・・(答)