メンデルは遺伝の規則性を発見した人物です。(オーストリア:1822年~1884年)メンデルは21歳で修道院に入り仕事をしながら大学で科学や哲学を学びました。そして62歳でなくなるまでコツコツ研究を続けました。
メンデル
エンドウ豆には丸いものとシワのあるものがある。子では見られなかった形が孫で再び現れることもある。なぜだ?どんな法則があるのだろう?
当時の遺伝の考え方として、親どうしの形質が混ざり合って子の形質が決まると考えられていました。
メンデル
混ざり合うのなら、子に現れず孫に現れるのはおかしい
そう考えたメンデルは、エンドウを用いた実験をひたすら繰り返しました。
そして8年後・・・
メンデル
形質は粒子のようなもの(遺伝子)で伝わっていくのだ!それぞれ1対ずつもっていて2つに分かれて次の世代に伝わるにちがいない!
しかし、この発見は当時の人々には理解されませんでした・・・。メンデルの発見が評価されたのは発表から34年後の1900年のことでした。