もみ殻

もみ殻を頂いたので、畑に散布しました!

もみ殻とは、お米の表面についている薄い殻のことです。稲穂から籾(もみ)を脱穀する際に出てきます。かつては燃やされることも多かったですが、近年ではその有効性が注目され、様々な形で農業に活用されているんですよ。
※籾(もみ)とは、稲穂から収穫したばかりのお米が、まだ外皮(もみがら)に包まれている状態のこと

もみ殻を土壌にすき込むことで、土壌の団粒構造を改善し、通気性や保水性を高めることができます。

※ただし、窒素欠乏を起こす可能性もあるため、注意が必要です。
もみ殻は、炭素含量が高く、分解されにくい有機物です。土壌にすき込むと、微生物がもみ殻を分解するために活発に活動を始めます。微生物は、有機物を分解する際に、窒素を大量に消費します。土壌中の窒素が不足すると、植物が吸収できる窒素が少なくなり、窒素欠乏の状態になります。