デュアルキャリア

デュアル(dual)とは、二重の、双対の、二元的な、両数の、などの意味。

かつては、スポーツ選手が競技を続けながら会社員として勤務したりすることをデュアルキャリアと呼んでいました。現在ではスポーツ界以外でもデュアルキャリアの考え方が広がっています。収入を増やすためだけでなく、キャリア形成などの目的で副業をする人が増えているようです。

両立しないような2種類の職業を兼ねることを、「二足の草鞋(わらじ)をはく」といいますが、これは江戸時代に、賭博(とばく)を専業とする「博徒(ばくと)」が、罪人を取り締まる「捕吏(ほり)」の役務を兼ねていたことから由来しているのだとか。