井上靖「風林火山」読了。
風林火山とは戦国時代、甲斐の大名武田信玄が軍旗に用いた言葉。
この言葉は中国の兵法書『孫子』から引用されたもので「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」の意。軍の理想的な行動形態を表しています。
小説では、武田信玄に仕えた軍師・山本勘助が主人公。
勘助は自ら謀殺した諏訪頼重の娘・由布姫を武田信玄の側室とし、子供(武田勝頼)を生ませることによって諏訪一族との和平の道を探るが・・・。
風林火山
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