2021年大河ドラマ『麒麟がくる』が最終回「本能寺の変」
光秀が菊丸に託した家康への手紙、そして最後の光秀は生きているという噂、それは光秀が天海となって家康と共に太平の世をつくるという伏線だったのかもしれません。
本能寺で討たれた信長は、天才だ独創的だといわれています。しかし信長の最たるものは徹底した合理主義だったように思います。例えば、信長は小数の兵で大軍を打ち破るといった戦術を嫌いました。むしろ平凡な戦術に対して平凡な戦術で対抗しました。そうなると戦を決めるのは物量すなわち兵の数、兵糧、鉄砲の数ということになります。そして、ほとんどの戦いで圧倒的な物量を戦に投入したのは信長の陣営でした。これが、局地戦で戦術的に破れようとも大局的には勝つという信長の戦略だったのです。
そして、この信長の戦略を支えたのが光秀であり秀吉であったのでしょう。
麒麟がくる 「本能寺の変」
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