新学期が始まり、今年度の抱負を400字で書く課題を生徒と一緒に取り組みました。
この課題はキャリア・パスポートに提出するとのことで生徒も力が入ります。
キャリア・パスポートとは、小学校から高校までのキャリア教育に関わる活動について、学びのプロセスを児童・生徒自身で記述し、蓄積した記録を振り返ることができるポートフォリオです。ここで言うポートフォリオ(portfolio)とは、生徒たちのレポートや試験用紙、活動の様子を残した動画や写真などを、ファイルに入れて保存する評価方法を指しています。(その他、金融用語で現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧をポートフォリオと呼ぶ)
キャリア・パスポートは小学校から高等学校にかけて、継続的に生徒の学習記録が引き継がれていきます。
いきなり原稿用紙に書きはじめようとする生徒にストップをかけ、何を書くかホワイトボードにアイディアを出していき、考えをまとめていきました。
今回は、朝日新聞EduAで紹介されていた【特集】「書く力」の高め方(長谷川祥子教授:青山学院大)の中学生の年代を参考にさせて頂きました。書き始める前に、文章の設計図となる下記の表を作ってから書くことで、一貫性のある文章を書くことができます。
まとめ | なか2 | なか1 | はじめ | 段落の名前 |
「なか1」と「なか2」に共通する感想や意見を書く | 「なか1」とは別の具体例を一つ書く | 一つの具体例を詳しく書く。感想や意見は書かない | 全体のあらましを書く | 役割 |
2行(40字) | 7行(140字) | 7行(140字) | 2行(40字) | 文字数 |