収穫した椎茸を天日干しして乾燥させています。
日光に当てることでアミノ酸の分解が促進され旨味が増し、乾燥させることで長期保存が可能になります。
椎茸の裏側のひだの部分に白い幼虫がついていることがあります。これは、ショウジョウバエやキノコバエの幼虫です。
椎茸は火を通して食べますので、これらの幼虫を椎茸と一緒に食べてしまっても問題はありませんが、除去してから調理した方が気分的には良いかもしれません。ホットプレート等で焼いているとウネウネと幼虫がでてくることがあります。現在、昆虫食が栄養価が高いということで注目されていますが、虫が嫌いな方は食欲をなくしていますよね・・・・。
椎茸の虫を除去する方法は、「虫出し」とも呼ばれる椎茸を水に浸ける方法です。
虫出しの手順は次の通りです。
① たっぷりの水に塩を入れて塩水をつくり、しいたけの裏側を下にして塩水につける
② 10分ほど浸ける
③ 這い出てきた虫を除去する
しいたけを塩水に浸けておくと、虫が自然に這い出てくるほか、ひだに詰まったゴミも取ることができるので一石二鳥です。ただし、水で洗うと傷みが早くなるため、虫出し後は速やかに調理した方が良いでしょう。
キノコ類は、食物繊維やビタミンDやビタミンBのビタミン類、カリウムやリン等のミネラル類が含まれているので、積極的に食べたい食材ですね、また、カロリーが低いのダイエットにも向いた食材といえると思います。