正八面体

つくば市のサイエンスカフェ「フェルミカフェ(fermi cafe)」でオリガミクスを体験してきました!
今回私が折ったのは正八面体です。1枚の折り紙から、正八面体が作られるのは感動的です。

正多面体とは、すべての面が同じ大きさ・同じ形の正多角形でできている、特別な立体のことです。そして、それぞれの頂点に集まる面の数がすべて等しいという特徴も持っています。正多面体は、どんな形でも作れるわけではありません。実は、正多面体はたった5種類しか存在しないのです。それが、正四面体: すべての面が正三角形、正六面体 (立方体): すべての面が正方形、正八面体: すべての面が正三角形、正十二面体: すべての面が正五角形、正二十面体: すべての面が正三角形、この5つだけです。これは、正多角形の内角の大きさや、一つの頂点に集まる面の数が関係しています。例えば、正六角形は内角が120度なので、3つ集まるとちょうど360度になり、立体を作ることができません。

正多面体は、その美しい対称性から、昔から人々を魅了してきました。例えば、結晶の形やウイルスなど、自然界にも正多面体のような形が見られます。正多面体は、その美しい形と、数学的な性質から、古くから人々に愛されてきた立体といえます。