ネットバンキングの不正送金被害が急増。警視庁によると被害件数は前年の4.9倍、被害額は5.7倍でいずれも過去最多だったとのこと。
近年、巧妙化しているネットバンキングの不正送金。被害に遭わないために、以下のポイントに注意することが大切です。
フィッシング対策
・銀行からのメールやSMSに記載されたURLは直接クリックせず、ブラウザから正規のサイトへアクセスする。
・送信元や本文に不自然な点がないか確認する。
・個人情報を入力する前に、アドレスバーのURLが正しいことを確認する。
セキュリティ対策
・パソコンやスマホにウイルス対策ソフトを導入し、常に最新の状態を保つ。
・インターネットバンキング利用時に使用するパスワードは、英数字や記号を組み合わせた複雑なものに設定し、他のサイトと使いまわさない。
・ワンタイムパスワードなどの追加認証機能を活用する。
不審な点に気づいたら
・預金残高や取引履歴に身に覚えのないものが確認されたら、直ちに金融機関へ連絡する。
・インターネットバンキングサービスにログインできない、パスワードが変更されているなどの場合は、すぐに金融機関へ連絡する。
ネットバンキングは便利ですが、悪用されると大きな被害につながります。日頃から上記の対策を意識し、安全に利用しましょう！
