『読書百遍義自ら見わる』
(どくしょひゃっぺんにして ぎおのずからあらわる)
三国志にある言葉。
読んで意味が分からない書物も、繰り返し熟読すれば内容が理解できるようになる
の意。
昔の人は論語を素読していたらしい。
素読とは、意味は理解できずども声に出して読むこと。
子供が漢文を学ぶ際、素読が最適であるとされてきた。
「繰り返すこと」これが学問習得の極意だろう。
スラムダンクで海南大付属高校の高頭監督は言った。
“本物のシューターは練習によってのみ作られる!!
あくなき反復練習だけがシュート成功率をアップさせるのだ!!””引用:スラムダンク
「あくなく反復練習」この言葉を気に入っていた。
読書百遍を解いたのは、三世紀の儒学者、董遇(とうぐう)。
彼が弟子に説いたのは
「書物を百回繰り返して読め、そうすれば自然と理解できるようになる」
三世紀も現代も学問習得の極意は変わらない。